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DTP・TeX組版・印刷業務

弊社では古くからWindowsによるDTPを行っており、その一環で「パーソナル編集長」データの印刷を手がけるようになりました。現在は社内で「パーソナル編集長」による組版は行っていませんが、完全データ入稿による印刷は受け付けております。

「パーソナル編集長」は基本的に一般ユーザ向けのアプリケーションであり、商業印刷のために必要な機能が十分でなかったり、制限が発生する場合があります。そのため、使用できない機能や注意点について、あらかじめ確認と打ち合わせが必要になってきます。データを作成してしまった後ですと、修正・変更しなければならない点が多数発生する場合もありますのでご注意ください。修正・変更については基本的にお客様ご自身にお願いしております。

なお、よくある問題点と注意点については「パーソナル編集長による入稿・印刷」をご確認ください。。

TeX組版事例


※現在、継続案件のみの取り扱いとし、新規案件の受注は行っていません。

TeXは組版ソフトウェアのひとつですが、命令タグを埋め込んだテキストファイルと全体のデザインを決定するスタイルファイルを元にして編集を行います。(Wikipedia参照

現在、一般的に使用されるDTPアプリケーションでは、ディスプレイ上に編集結果がリアルタイムに表示された状態で、結果を確認しながら編集を進めていくものが殆どですが、TeXの場合は変更の度にプログラム言語のようにコンパイルを行い、その結果を確認するという手順が必要となるため、今では印刷業界では特殊で扱いづらいものという位置づけにあります。
それでも書籍の組版、特に理工書や論文、学会誌の組版に使用されています。当然、使用に値するメリットがあるからですが、次のようなポイントが考えられます。

良いことずくめにも思えますが、次のようなデメリットもあるので、使用する場面をよく考える必要があります

書店で販売されるような書籍の場合、デザイン的な要素も要求される場合が多いですが、TeXで実現するためには高度なテクニックと時間が必要になる場合があり、結果的にスタイルファイルのコストが大きくなってきます。同一デザインで複数冊作成される場合や大量ページの書籍ではこれらのイニシャルコストは分割され小さくなっていきますが、一般的な一点物の書籍ですとイニシャルコストがかなり大きくなってきます。著者の用意したTeXデータについても、市販書籍用となるとそのまま利用できるケースは稀で、それなりの修正や変更が発生します。これらの理由から、近年のDTP単価と比べると大きな乖離が出る場合がほとんどです。

よって次のようなケースで使用されることになります

これまでにご紹介したもの以外、パンフレットや複写伝票類など、一般的な印刷物の制作も行っております。DB上の既存データを流用した自動組版なども得意としており、先にご説明したTeX以外のアプリケーションでも自動組版を行っております。


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